11月16日㈬鳥取市服部のメモワールイナバを会場に「第9回とっとり終活フェスタ」を開催いたしました。(とっとり終活フェスタ実行委員会主催)
 今回のフェスタは、恒例のセミナーに加え、これまでに頂いたアンケートのお声や「現代の終焉を取り巻く環境を知って頂くキッカケ」にして頂ければという想いから、各専門家によるパネルディスカッションを企画いたしました。その他にも、人の心のケアに関係するお寺様のご講演、終活にこれから取り組まれる方へ向けてガイド付きでご案内する「終活まるっとツアー」、ホッと一服のお抹茶お接待など新しい企画もご用意いたしまいた。
 秋晴れの心地よいこの日、ツアー参加者の方、マイクロバスをご利用の方など開場と同時に続々とご来場いただきました。講演は「パネルディスカッション」からスタート。各パネリストの皆様が考える「終活」。介護・お葬式・お墓・相続分野の現状、実例、そして今後の動向などをお話しいただきました。最後のテーマでは家族やご先祖様との絆、介護福祉を支えるチームの絆、各分野の専門家との絆と、分野を問わず感じておられる地域社会の人と人との結びつきの大切さをお話し下さいました。その後は、パネラーの皆様の専門ブースにてミニセミナー。来場者様同士、他の方の質問に耳を傾けながら熱心に聴講される姿が印象的でした。
 お昼からの講演は、ご好評いただく「お葬式マナー講座」から。弔問・参列者としてのマナーを中心としたお辞儀やお焼香の実演コーナーでは、講師も太鼓判のお辞儀をされる方もおられ会場からは拍手が起こる一幕も。今回のフェスタの最後は、岩垣道雄様(岩美町瑞泉寺ご住職)の特別講演「いのちのバトンをつなぐ」。ご住職のお人柄同様、和やかなムードの中や、時には現代の葬送・供養の在り方に警鐘を鳴らすメッセージも頂き貴重な機会となりました。「子どもは親の言うことは聞かないが、親のする事をする」「こころのバトンをつなぎ自分の番を生きる」というお言葉には、一人の大人としての責任を改めて教えて頂きました。
展示・体験・相談ブースでは最新の福祉用具を動かしてみたり、写真撮影の背景を吟味なされたり、入棺を体験されたりと、様々な形で「終活」体験していらっしゃいました。
 これからも終活フェスタ実行委員は、「よりよく人生を生きる」キッカケとなるような地域に根差した情報発信に努めて参ります。本日はご来場誠にありがとうございました。

合わせて、ご多用中ご依頼に快諾ご協力くださいました講師の皆様、関係者各位皆様には感謝申し上げます。

パネルディスカッション
社会福祉法人あるなろ会 河原あすなろ 居宅介護支援センター主任介護支援専門員 多林康子様
行政書士法人MOYORINO 代表行政書士 荻原誉康様

特別講演
岩美町瑞泉寺 岩垣道雄様

展示・飲食・販売ブース
NPO法人ナルク様 なおえ美容室様 中河生花店様 アベ鳥取堂様 板前亭ちくま様 はまなす様 合同会社ライフケアーズ様 

誠にありがとうございました。

(☆フェスタ会場にて「鳥取県中部地震復興支援」の義援金募金を募らせていただきました。多くの方の善意のお気持は、新日本海新聞社様を通じて震災支援にあてさせていただきます。ご協力誠にありがとうございました。)