平成29年5月20日㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)
「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。会の前半は語らいの時間。それぞれの想いや生活の様子、お墓のお話しと様々で、手料理では大切な人が好きだった味付けの話しとなり話題の尽きない時間となりました。後半は季節のお花を取り入れたプチフラワーアレンジメント。「今日朝起きた時には、こんなことをする日になるとは思わなかった。」との声も聞こえながらも、みんなで過ごすひと時を楽しんでおられる参加者の方の姿が印象的でした。驚きを準備出来てうれしく思います。回を重ねるごとに、「暖環の会」が外に出かけるキッカケや、馴染の仲間との近況報告の場、和みの場となることをスタッフ一同改めて願う機会となりました。

グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現在社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意しお待ちしております。次回は、6月17日㈯午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。

本日はご参加まことにありがとうございました。