平成29年6月17日㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
悲嘆について知識を深める時間や、談話の時間、フラワーアレンジを楽しむ時間とゆっくりと和みの時間を過ごさせて頂きました。大切な人との別れ、日々の過ごし方、そして乗り越えて行く過程などのお話しや、趣味やお料理の話しなど話題は様々で、フラワーアレンジメントでは、血液型で作品に違いが出来て(写真1枚目がA型、2枚目がO型)最後にみんなで笑顔になりました。脳梗塞の後遺症で、手にしびれがある方にもハンドマッサージが喜ばれ何よりでした。僅かな事ですが生活と健康改善の場となるようこれからも、みんなで楽しめる体験コーナーを考えていきます。

グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現在社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意しお待ちしております。次回は、7月15㈯午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。

本日はご参加まことにありがとうございました。