平成29年7月15日㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
本日も、ご参加いただいた皆様とゆっくりとお話しをさせて頂きました。悲嘆には段階があると言われます。しかし、誰一人として同じ悲しみはありませんし、時間が癒してくれるものでもありません。「それぞれのご関係の中で大切に付き合っていくもの」という考え方を共有し合うことが大切であることをこの度も感じさせて頂きました。大切なお話しの一つ一つが、癒しとなったりこれからの支えともなります。気の置けない憩いの場となる雰囲気をこれからも大切にしていきます。フラワーアレンジの時間は、誉め上手!?な弊社生花スタッフがアドバイザーとなり楽しいひと時を過ごしました。今回も、個性豊かな暖かい作品が揃いました。

グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現在社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意しお待ちしております。次回は、8月19日㈯午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。

本日はご参加まことにありがとうございました。