平成29年8月19日㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
回を重ね第7回となった本日は、初回から皆勤賞の方、3回目、2回目とリピーター率が高くなりおなじみの顔ぶれから、初めて参加される方とさまざま。自己紹介をかねて「長年つづけてこられたこと」をお話しいただきました。冷たいコーヒー、温かいお茶そして美味しいお茶受けを召し上りながら暖環は進み、緊張気味だった初めて参加された方もやさしい空気に包まれ沢山お話されてました。なかでも、「数々ある墓をこの度寄せ墓にした」「子供たちが県外なので負担をかけないように永代供養にした」等々、お墓の話題で話がはずみ「くわしく教えて下さい」と情報交換。スタッフもちゃっかり学ばせていただきました。
フラワーアレンジの時間は、誉め上手!?な弊社生花スタッフがアドバイザーとなり「お花は癒し効果がある。目で見て楽しみ、香りで楽しむ。決まりはないので楽しくやっていきましょう」といつもの挨拶。
「仏壇にお供えしたいから高めに~」
「まるでテキストに載っているお手本のような作品。」等々・・・
アドバイスを聞きながら思い思いにアレンジを楽しまれてました。
グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現在社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意しお待ちしております。次回は、9月16日㈯午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。
お帰りの後姿をお見送りしながら、ホンワカした雰囲気に感じられたのは気のせいでしょうか。来月もお待ち致しております。
本日はみなさんお疲れ様でございました。
ありがとうございました。