平成30年5月19日㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
本日は、談話の時間と折り紙の時間で和やかに過ごさせて頂きました。
この度は、初めての試みとして、皆さんで折り紙の傘作りに挑戦。鳥取を代表する踊りや、梅雨入り前の季節にちなみセレクトした傘作り。先生はライフケアーズにお願いしました。折り紙とボンドを使い一つ一つ丁寧に仕上げていく作業に没頭し作り上げた作品は個性的で、品評会もいつもと違った彩りとなりました。
 今回は皆様が折り紙作りも一緒に過ごしましたが、時間の許す限り話したい方や、「皆さんのお話を聞いてみたい、、、。」といった方にはご自由に過ごして頂く事が出来る空間です。皆様にとって心安らぐ『暖環の会』を大切にしていきます。

グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現代社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意してお待ちしております。次回は、6月19日(土)午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。
どうぞお気軽にお越しください。