平成30年6月16日㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
本日も、先月に引き続きライフケアーズさんのヘルパーさんにご協力頂き、談話の時間と折り紙の時間で和やかに過ごさせて頂きました。
今回は、初めて参加くださった方もありましたので、改めてスタッフも含めて全員の自己紹介からスタートし近況やそれぞれのお声に耳を傾けながらゆっくりとした時間を過ごさせて頂きました。折り紙は飛び出る絵本のような立体的な作品に挑戦しました。少し難しかったのか!?時間内で終える事が出来なかった方もおられましたが、先生が仕上げてくれるとのことで次回のお楽しみとなりました。
 皆様がそれぞれに心を配り、毎回カタチを変えていく暖環の会。馴染の顔ぶれが多く集えば、レクレーション中心に。新しく参加して下さった方がいらっしゃる場合はみんなでお声に耳を傾けるように談話の時間をゆっくりと過ごします。大切にしているのは安心して参加して頂ける空間作りです。集う皆様にとって、気兼ねしない温かな場所であり続けるようこれからも、参加して下さる目線を持ち関わらせて頂きます。
本日はご参加誠にありがとうございました。

グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現代社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意してお待ちしております。次回は、7月21日(土)午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。
どうぞお気軽にお越しください。