平成30年8月18日11時30分より、鳥取市鷹狩のメモワールイナバ鳥取南を会場に「お人形と仏具の供養法要」を執り行わせて頂きました。受付開始と同時に、大切にしていた人形や仏具などに感謝の想いを伝えるべく多くの方がお参りに来られました。祀られた式場の風景に驚かれる方、思い出話をされる方と想いは様々。しかし、皆様が語り掛けるようにゆっくりとお線香を上げ、お人形をみつめお手を合わせてお参りされていました。
昨年に続き、河原町の大日寺様にお越し頂き法要を執り行って頂きました。「このような法要を通じて自分自身が安心する『心の安らぎ』を得る。お人形やぬいぐるみへの感謝の念こそ、日本人の素晴らしい心の表れです。私の孫も中学2年生になりますが、色も褪せて古くなったぬいぐるみを今も大切にして離しません。小さい時からの思い出と愛着の深さを孫から感じる今朝の出来事でした。」とご法話を頂きました。何気ない日常のお話しに、自身の家族を思い浮かべたお参りの方々が涙される姿がとても心に残る法要となりました。それぞれ持ち寄られたお人形に手を合わせ「ありがとう」の言葉と共にお手を合わせて会場を後にされる姿や、メッセージカードに込められた温かな思いに私たちスタッフも改めて供養の大切さを学ばせて頂く供養祭となりました。
これからも、大切な供養のこころをかたちにする催しと、地域の風習に根差した取組を大切に精進して参ります。

本日は、ご来場誠にありがとうございました。