平成30年8月18日(土) 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
今回は、いつもの顔ぶれとお久しぶりに参加して下さった方で暖環の会始まって過去最高の人数での会となりました。久しく集えば近況の報告や雑談話に花が咲き和やかな時間が流れます。「みんなが、悲しみの経験をしているから普段喋り難いことも話しやすくてホッとする。」「同じ経験をされているので分かち合える」「ここに来るのが楽しみ。みんなに会える」「暖環に行こうと思うといつもの朝と違う」とみなさんが次々にお話しされ暖環の会を楽しみにしていただいてる様子が伝わってきました。

お盆の様子の報告、日々の日常の過ごし方、アクテイブに「毎朝仕事のように水泳教室に通ってる」とお話されてる方もあり感心したり刺激を受けたり!!!時にはもらい泣きをすることもあったりと「暖環」のひとときを過ごされました。

後半はミニアレンジフラワー教室。品評会では互いの作品を眺め時間を忘れて楽しみました。生花部スタッフのアドバイスも皆さんにご好評いただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
次回は、9月15日(土)午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。
本日は、ご参加誠ににありがとうございました。

グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現代社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」は参加費・申し込み不要です。どうぞお気軽にお越しください