3月6日、とりぎん文化会館にて毎年恒例のウェルネススクール講座が開催されました。今回の講師は、先のバンクーバオリンピックでボブスレー競技に出場さ れた小林竜一選手を講師にお招きし、「夢は叶えるもの、叶うもの」と題し、オリンピック出場時の選手村等の話はもちろんのこと、ボブスレーに出遭うまでの いきさつ、日本のボブスレーに対する状況などお話いただきました。会場には、小学生をはじめ一般の方を含め約150名の方が来場されました。小林選手に実 際お会いしてみると、がっしりとした方で、身長は183センチ、体重は100キロ。日本人選手の中で一番大きな小林選手でも、外国の選手の中に交じると小 柄なんだそうです。やはり、ソリを押すとなると、それ相当のパワーが必要になるそうで、その分、外国のソリは軽量化してあるようです。残念ながら日本のソ リは、古いタイプを何度も何度も修理して使っていて、やはり、外国のチームに追いつくにはまだまだソリの性能もそうですが、選手の技量も不足していて、こ れらを克服するには費用もかなりかかるようです。ボブスレーは日本ではまだまだ認知度が低い為、とても苦労されておられます。そんななかでも、小林選手は 今回のオリンピックの結果に大変満足されておられました。でもやはり、メダリストからメダルを見せてもらうと「これほしいな~!」と思われるそうです。今 後は、何らかの形でボブスレーには関わられるようですが、小林選手の挑戦はまだまだ続くとのことで、できれば、鳥取県の子ども達の為にも選手として夢を与 え続けていってほしいなと思います!!!
また、講演終了後には、一般の女性の方、子どもたちとのサインと写真撮影を快く引き受けてくださり、大変喜んでいただきました。