平成30年2月17㈯ 県民ふれあい会館にて、「グリーフサポート暖環(だんわ)の会」を開催いたしました。(主催:㈱メモワールイナバ、共催:合同会社ライフケアーズ)「暖環の会」は遺族サポートのひとつとして毎月第3土曜日に開催しております。
本日も和やかな雰囲気の中、談話の時間とミニアレンジフラワーの時間を過ごさせて頂きました。回を重ねるごとに、参加者さん同士が顔見知りとなり仲良くなる。その温かな空気が、初めて参加される方を受け入れていく、、、。今日は解散後、参加者さん同士でお茶に出かけられる後ろ姿をお見かけしました。『暖環の会』がスタートして1年が経過し、少しずつではありますが願っていた理想の空間になりつつあります。私達スタッフも同じ時間を共有させて頂く中で多くを学ばせて頂きます。これからも、参加して下さる方皆様にとって憩いの時間となる『暖環の会』を続けて参ります。
グリーフという言葉は、大きな喪失に伴う反応「悲嘆」を表す言葉で、大切な家族や親しい方を亡くした後の、複雑な情緒的状態を呼ぶ言葉として用いています。多様化する現代社会において、悲嘆を「癒す場所」が減少していると考えられています。そのような中、亡き方への様々な想いを抱えたご遺族の皆様が、孤独や孤立感を感じることなく、誰にも気兼ねなくお話しする・・・他の方のお話に耳を傾ける・・・そんなあたたかい繋がりや場所があれば・・・その想いが「暖環の会」を始めるキッカケとなりました。
この「グリーフサポート暖環の会」では、価値観の押しつけやアドバイス、無理な聞き出しなどは致しません。おいしいお菓子とお茶を用意してお待ちしております。次回は、3月17日(土)午前10時~正午まで県民ふれあい会館で行います。お申込み不要、参加費無料です。
どうぞお気軽にお越しください。